スリランカは国土のうち約10%が国立公園で覆われています。
国立公園では、ゾウ、ワニ、ヒョウ、ペリカン、トカゲなど、日本では動物園でしか見られない動物を野生のまま見ることができます。
スリランカ国内には10以上の国立公園がありますが、中には容易にアクセスできない箇所もあります。
時間がない人には、シーギリヤロックやダンブッラ洞窟寺院など、見どころが多い文化三角地帯でのジープサファリ体験をおすすめします。
スリランカ・文化三角地帯内のサファリパーク
文化三角地帯には、ミンネリア国立公園(Minneriya national park)、カウドゥッラ国立公園(Kaudulla national park)、エコパーク(Eco park)のサファリパークがあります。
いずれでも野生の象の大群を見ることができます。
雨季の8月から9月にかけてはミンネリヤ国立公園で、1月から7月の乾季にはエコパークで、より多くのゾウを見ることができます。
ゾウは常に移動しているので、どの公園でよりたくさんのゾウを見ることができるかは実際に現地へ行ってから確認するのがベストです。
なので、個人旅行の場合は、日本であらかじめ予約するのではなく、現地についてからサファリを申し込むのがベターです。
文化三角地帯で見ることができる野生動物
文化三角地帯のサファリパークで見ることが出来る動物は、なんといってもゾウです。
他には、水牛、鹿、ワニ、孔雀などです。
残念ながらレパード(ヒョウ)は見ることはできませんが、それでもじゅうぶん楽しい体験になること間違いなしです。
サファリ体験のポイント
値段は交渉次第
スリランカだとありがちなことですが、ジープサファリの値段は交渉次第です。
高級ホテルからサファリを申し込むと、当然価格は高止まりです。
ジープ1台を借りて複数人で行くことになるのですが、1台につき$25程度しか払っていない人から$70払っている人まで様々です。
ジープ以外に別途、公園入場料が10ドル程度必要になります。
双眼鏡もしくはズーム付きカメラを持っていく
近くまでやって来る動物もいますが、中には遠くにしか見えない動物もいます。
安物でもいいので双眼鏡があると便利です。
双眼鏡がない人は、デジカメのズーム機能を使ってみるのも手でしょう。
レンジャーの人たちはなぜか双眼鏡もない状態で野生動物を発見してくれます。
眼のよさには感心します。
トイレは事前に済ませる
町中なら恥を忍んででも用を足すことができても大自然の中ではリスクが多すぎます。
必ず事前にトイレを済ませておきましょう。
Photo by TrojanTraveler, kamsky, nishan.sl and Felix Krohn