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スリランカ旅行まるわかりガイド

キャンディ

キャンディ(Kandy)はスリランカ中部州の州都で、人口約12万人の都市です。
シンハラ人が築いたシンハラ王朝(1469年~1815年)の最後の都でありかつ、スリランカ仏教の中心の地でもあります。

仏教発祥の地ということで、キャンディには仏教関連の観光施設がたくさんあります。
中でも最も有名なのは仏様の歯が収められている仏歯寺です。
1日3回行われるプージャという礼拝では仏歯が収められた部屋を見ることができます。
仏歯寺の裏手には2013年にオープンした世界の仏教博物館があり、こちらも見逃せません。

キャンディの位置図(スリランカ)

キャンディについて

キャンディ市内は、州都であることから、観光客のみならずスリランカ国内からも多くの人、物が集まり、にぎわいを見せていて、常に活気があります。

市内は山で囲まれた盆地となっており、市内中心部にはキャンディ湖という人造湖があります。

観光地だけあって、ホテルは高いものから安宿まで、充実しています。
街中はもちろん、キャンディ市内を見渡すことができるような丘にもたくさんホテルが点在しています。

キャンディの一覧

キャンディ湖を一望

キャンディ湖

キャンディ湖はその名の通り、キャンディ市内中心部にたたずむ湖で、湖畔は市民の憩いの場となっています。
湖は、19世紀初めにキャンディ王国の最後の王、スリー・ウィクラマ・ラジャシンハが12年もかけて建造した人の手によって造られたもので、王朝時代には、湖に浮かぶ島と市内はトンネルで繋がれ、島にはハーレムがあったと伝えられています。

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The museum of world buddhism

The Museum of World Buddhism(世界の仏教博物館)

The Museum of World Buddhismは、キャンディの目玉観光地、仏歯寺に隣接した博物館です。
見応えがある博物館のわりには、なぜかあまりガイドブックでも取り上げてない穴場の観光地で、世界の仏教に関する様々な展示があります。
スリランカ仏教はもちろん、日本の仏教に関する展示もあるので、立ち寄って損はないです。

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ホワイトブッダ

Bahiravokanda Vihara Buddha Statue(ホワイトブッダ)

ホワイトブッダは、キャンディ郊外の小高い丘の上に建てられた高さ27メートルの白い大仏です。
奈良の大仏が高さ約15メートルであることを考えると、いかに大きな大仏であるかが容易に想像がつくでしょう。
ふもとから大仏がある丘の上までは徒歩で約30分。頂上からは、キャンディの町並みとKandy lakeを眺めることができます。

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Kandy national museum

キャンディ国立博物館

キャンディ国立博物館は、スリランカの中部キャンディ(Kandy)にある国立博物館です。
キャンディは、キャンディ王国(1469年~1815年)の最後の都で、かつては博物館の建物も王妃の宮殿として使われていたそうです。
館内には、17世紀から19世紀を中心としたキャンディ王国時代の宝物を始めとする約5,000点もの展示物があります。

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