スリランカ中心部に位置する世界遺産の古都キャンディ(Kandy)は、スリランカ仏教の発祥の地とされています。
キャンディ郊外の小高い山の上にそびえるのが、真っ白な大仏です。
街の中のどこからも見えるので、キャンディ観光の際には気になる存在となります。
ガイドブックにはあまり掲載されていない場所なので見落としがちですが、キャンディに到着してから、
「実際に登ってみたい」
と考える方も多いのではないでしょうか?
道のり
Bahiravokanda Vihara Buddha Statueと呼ばれる大仏までの道のりは、坂道を30~40分ほど。結構な急勾配です。
ダンブッラ石窟寺院の入り口へたどり着くよりも少し長い程度です。
ハイキング好きな人にはぴったりですが、普段から歩き慣れていない人にはややつらいコースです。
頂上まではトゥクトゥクでも登れるので、キャンディ市内からトゥクトゥクで出かけるのも手です。
ホワイトブッダと絶景
まず登って驚かされるのが大仏の大きさです。
高さはなんと27メートル。
奈良の大仏が約15メートルであることを考えれば、その大きさがうかがい知れると思います。
大仏そのものの大きさにも驚かされますが、頂上からの眺めは絶景です。
眼下には、喧騒が本当とは思えないようなキャンディの町並み、そして穏やかなKandy lakeが広がっています。
そして周辺は美しい山並みに囲まれています。
Photo by MarcProudfoot