ヌワラエリヤはスリランカ中央の高原地帯に位置する小さな町です。
高原地ゆえ、熱帯とは思えないような冷涼な気候で、かつては避暑地として栄えました。
現在は、紅茶の一大産地として知られています。
ヌワラ・エリヤで紅茶工場めぐり
ヌワラ・エリヤ、実はあまり観光スポットが多くない街です。
が、それでもあえて訪れる理由は、やはり紅茶工場が見学できることでしょう。
紅茶好きの方にとって、ヌワラ・エリヤはスリランカ旅行で外せない場所に違いありません。
ヌワラ・エリヤには紅茶工場がいくつもあり、中には紅茶の精製過程を見学させてくれる工場もあります。
見学可能なティーファクトリー
以下が、ヌワラ・エリヤ近郊の主な紅茶工場です。
ペドロ・ティーエステート&ティーセンター(Pedro Tea Estate & Tea Centre)
ヌワラ・エリヤの町中から一番近い紅茶工場で、町の中心部からは約4km離れています。
観光客に対して非常に優しく、案内もとても親切です。
シーズンには、ティーラウンジから茶摘み風景を見ることができます。
ペドロ・ティー・センターの名物茶葉はラバーズ・リープです。海外でもよく知られている有名茶葉です。
マックウッズ・ラブーケリー・ティーセンター
(Mackwoods Labookellie Tea Centre)
キャンディからヌワラ・エリヤに向かう国道沿いにある1885年創業の歴史ある紅茶工場です。
ヌワラ・エリヤからはタクシーで20分~30分ほどの距離にあります。
ヌワラ・エリヤのバスターミナルからシャトルバスも出発しています。
ヌワラ・エリヤ観光のポイント
朝晩は冷えることもある
「スリランカと言えば暑い」
というイメージがありますが、ヌワラ・エリヤに限っては例外です。
標高1,800メートルもあるので、朝晩は特に冷えます。
フリースを着なければならない日すらあるので、服装にはじゅうぶん注意してください。
Photo by jose.jhg, DennisSylvesterHurd and claudia.schillinger