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キャンディ湖

キャンディ湖を一望

キャンディ湖はその名の通り、キャンディ市内中心部にたたずむ湖です。
元々キャンディは、シンハラ語で「山」を意味する「カンダ」に由来すると言われています。
その名の通り、キャンディは市内が山に囲まれあたりが盆地になっていることから、湖はまるで天然湖のように自然に溶け込んでいます。

ですが、実はキャンディ湖は人造湖です。19世紀初めにキャンディ王国の最後の王、スリー・ウィクラマ・ラジャシンハが12年もかけて建造した人の手によって造られた湖です。
王朝時代には、湖に浮かぶ島と市内はトンネルで繋がれ、島にはハーレムがあったと伝えられています。

キャンディ湖の自然

キャンディ湖

人造湖といえども建設から日が経っており、湖は野生の動物の宝庫となっています。
日本では見ることができない野鳥はもちろんですが、鳥を捕食しようとするトカゲが多いのにはびっくりさせられます。

中でも驚きなのは、オオミズトカゲです。
運がよければ、体調1メートルもあるトカゲをサファリに行くことなく見ることができます。

オオミズトカゲ

特段観光地というわけではないですが、マーケットや仏歯寺など、Kandy市内で見逃せないスポットの一つなので、少し時間があれば立ち寄るだけでも悪く無いと思います。

Photo by  ta92310