スリランカの南部海岸は、ウミガメの生息地として知られています。
そのため多くのウミガメが産卵をしに砂浜へやってきます。
南部海岸沿いにはある海亀保護センターでは、スリランカにやってくるウミガメを保護しています。
ウミガメ保護センターのあらまし
ウミガメは産卵をするために砂浜にやってくるのですが、放っておくと卵が荒らされるので、保護センターでは漁師から卵を買い取っています。
購入した卵は敷地内の砂浜で手厚く保護され、孵化します。
そしてしばらく水槽で飼った後、海に放たれます。
上の写真は、孵化後たった2日のウミガメです。
体調は10センチほど。とてもかわいいです。
こちらは孵化後1周間のウミガメ。
少し大きくなっています。
ウミガメはこのタイミングで海に帰されます。
ウミガメを保護している施設
Sea Turtle Farm & Hatchery
住所:Silver Green | Between posts 128km and 129km
有料の施設です。
小さな水槽が4つほどあり、ガイドが施設のあらましを説明してくれます。
Marine turtles and protecting centre
住所:Welipara, Hiddaruwa, Kosgoda
有料の施設です。
インド洋に棲む5種類のウミガメの保護を行っています。
ウミガメを見るだけではなく、生態についても学べる施設です。
Kosgoda Turtle Hatchery
住所:13A Galle Road, Kosgoda
こちらは完全に無料の施設です。
コロンボからゴールへ通じる道沿いにあるのでアクセスもよいです。
外国人のボランティアによって運営されており、これまで100万匹以上のウミガメを孵化させ、海に還したとのことです。