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スリランカ旅行まるわかりガイド

スリランカの道路事情

スリランカの道路

スリランカの運転の話はひとまず置いておいて、道路事情のお話です。
ここで言う道路事情とは、いわゆるトラフィックではなく、道路の舗装とかそんな話です。
スリランカでは、道路事情により移動時間が大きく変わってしまいます。
なので、ツーリストカーやバスで旅行する際にはあらかじめ気をつけておきましょう。

道路がすぐ壊れる

スリランカの道路は脆いです。
幹線道路にいる限りは走っていてもガタガタと感じることはないですが、いったん雨が降るとすぐに壊れます。
アスファルト舗装が元々ちゃんとしていないので、すぐに表面が流れてしまうのです。
しかも側溝がないので、雨が降ると路肩がゆるみ、すぐに壊れてしまいます。

また、法面も脆いので、がけ崩れも頻発します。
このため、ゆっくり走らざるを得なかったり、片側交互通行になったりしていて、走るのに時間がかかる場合があります。
特に雨季の間は要注意です。

平均時速は30kmから40km

なので、バスやツーリストカーでスリランカ国内を旅行をする際には、平均時速を30kmから40kmと見積もるとよいです。
郊外では信号もほとんどありませんし、車もかなり飛ばしているのですが、渋滞も含めた道路事情を考慮すると、時速を30kmから40kmが適切といえるでしょう。

例えば、コロンボからキャンディーだと120km。
なので、「基本3時間、時間がかかる場合は4時間」
かかると思って行程を立てるとよいでしょう。
コロンボからダンブッラだと170km、なので4時間程度になります。

スリランカは小さな国ですが、日本と比べて移動に時間がかかるので、短期旅行の人は特に注意が必要です。