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スリランカ旅行まるわかりガイド

ゴール(Galle)

世界遺産:ゴール(Galle)の要塞

ゴールはスリランカの南に位置する、人口約10万人の街です。
主要都市であるコロンボからは、鉄道が走っているほか、日本のJICAの援助で作られた高速道路が開通してアクセスがよくなったことから、隠れた観光地として近年人気が高まっています。
コロンボからは高速道路で約1時間半。なので、日帰り旅行も可能です。

ゴールは世界文化遺産

ゴールは、幾つもの国によって支配されたことのある歴史都市で、城塞都市の様相を呈しています。
スリランカにいながらも、スリランカらしくない建築物が立ち並ぶ街並みは、ユネスコの世界文化遺産として登録されています。

ゴールの歴史

ゴールの旧市街

ゴールは古くから港町として重要な貿易拠点となっており、14世紀頃から、アラブ商人やローマ人、インド人が利用していたとされています。
1640年にオランダが街を築き、要塞を作ったのが街の本格的な始まりとされています。
1796年にイギリスがオランダから支配権を奪った後もゴールの要塞都市はそのまま使用され、スリランカが独立した今でも、要塞は残されたままです。

見どころ

旧市街

ゴールの旧市街

世界遺産に指定されているのは、街の南部、要塞がある旧市街です。
ぐるりと砦に囲まれた旧市街はコロニアル風の建築物が立ち並び、まるでヨーロッパのようです。
観光客も多く、上述のように、スリランカでありながらもスリランカではない雰囲気です。
おしゃれなカフェやレストランが並んでおり、ぶらぶら見て歩くだけでもじゅうぶん楽しめます。

新市街

ゴール鉄道駅

旧市街とは一転して、新市街はとても賑わいでいます。
おすすめは鉄道駅。
コロンボから通じるゴール鉄道駅は、スリランカらしい独特の雰囲気です。

街の東側はマーケットになっています。
八百屋、魚屋、肉屋と様々なお店が並んでおり、地元の人が集いでいます。